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台湾の中国輸入シェア、過去7年で最高に


ニュース その他分野 作成日:2015年11月17日_記事番号:T00060420

台湾の中国輸入シェア、過去7年で最高に

 経済部が16日発表した統計によると、今年1〜9月の中国の輸入に占める台湾のシェアは9.6%と前年同期比1.4ポイント上昇して過去7年で最高となり、韓国(11.6%)、日本(9.7%)、米国(9.7%)に次ぐ4位だった。電子製品の継続的な輸出拡大が貢献した。17日付工商時報が報じた。

 台湾の中国輸入シェアは2005年には12.3%に上り、日本、韓国に次ぐ3位だったが、11年には7.7%まで下落、14年は8.37%で米国に抜かれ4位に転落した。

 中国による台湾のIC、発光ダイオード(LED)など電子製品の1〜9月輸入額は591億2,000万米ドルで前年同期比1.5%増加、シェアは0.3ポイント上昇して32.5%で首位を維持し、2位の韓国(24.3%)を大きくリードした。中国の電子製品輸入に占める台湾のシェアは07年に23.9%だったため、約8年で8.6ポイント上昇したことになる。

 ただ、液晶パネルを中心とする精密機器では、中国輸入に占める台湾の1〜9月シェアは17.8%と07年の31.8%から14ポイント下落し、首位の韓国(24.1%)に次ぐ2位だった。