ニュース 金融 作成日:2015年11月17日_記事番号:T00060425
中央銀行(中銀)が16日発表した10月末の人民元預金残高は3,202億6,500万人民元(約6兆2,000億円)で前月比0.64%減少し、過去8カ月で最低となった。減少は4カ月連続。中国人民銀行が先月23日に政策金利と銀行の預金準備率を引き下げたことで人民元の預金メリットが薄れた。中銀外匯局(外国為替局)の龔新光行務委員は、市民が人民元の先行きに懸念を抱いており、定期預金の満期後に継続しないことが人民元預金残高の減少が続いている要因と指摘した。17日付経済日報などが報じた。
外国為替取扱指定銀行(DBU)の10月末の人民元預金残高は前月比0.54%減の2,731億5,900万人民元、オフショア銀行部門(OBU)は1.2%減の471億600万人民元で、いずれも減少した。
市場関係者は、人民元は短期的には依然下落傾向にあるため、人民元預金残高は今後さらに減少する可能性が高いとみている。
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