ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2015年11月17日_記事番号:T00060434
高雄市の電炉メーカー、世家興業が年末に鉄鋼市場から撤退するとの市場観測が浮上している。小港区沿海路の工場、土地は中国鋼鉄(CSC)に倉庫用地として、機械設備は東南アジアの業者に売却し、従業員155人は労働基準法などに従い対処するとみられる。中央社が伝えた。
世家興業は創業約60年の老舗メーカー。ビレット、鋼筋、ワイヤロッドなどを生産しており、年産量は36万トン。
鉄鋼業界は不景気に加え、中国の生産過剰、安売りで製品価格がここ数年低迷している。台湾では冷延ステンレス鋼大手の千興不銹鋼(CSSSC、台南市)が先月、11月1日から操業を1カ月間停止することを決定した。台湾区鋼鉄工業同業公会(TSIIA)は、千興、世家興業以外では「4日稼働2日停止」といった生産調整をしている業者が多いと指摘した。
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