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国碩の太陽電池向け導電剤、域内製品浸透率が5割に


ニュース その他製造 作成日:2008年3月12日_記事番号:T00006044

国碩の太陽電池向け導電剤、域内製品浸透率が5割に


 光ディスクメーカーの国碩科技(ギガストレージ)の事業転換が順調に進んでいるもようだ。同社の生産する太陽電池向け導電剤は茂迪科技(モーテック・インダストリーズ)、昱晶能源科技(ジンテック・エナジー)、茂矽電子(モセル・バイテリック)など域内太陽電池メーカーのサプライチェーンに食い込み、その製品浸透率は50%近くにまで達しているという。12日付経済日報が報じた。

 国碩によると、太陽電池向け導電剤は確実に顧客が増えており、3月から続々と出荷を開始している。現在も2社からの認証を待っている状態で、下半期には受注開始となる見込みだ。また、域内太陽電池メーカーの導電剤需要は26万トンだが、国碩の3月のシェアは20%、下半期は新たな顧客が加わり、50%を突破するとしている。

 これまで域内太陽電池メーカーの多くは、米デュポン、フェロ社の製品を使用してきたが、国碩は地場の利でコストが下げられることや、良品率を上げることで顧客の信頼を獲得している。