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国民党の副総統候補、王如玄・元労委会主委に決定


ニュース 政治 作成日:2015年11月18日_記事番号:T00060444

国民党の副総統候補、王如玄・元労委会主委に決定

 朱立倫国民党主席は18日の同党中央常務委員会で、来年1月の総統選挙で自身とペアを組む副総統候補に王如玄・元行政院労工委員会(現労働部)主任委員(女性)を選んだと発表した。


朱主席(左)は、王氏(中)を伴って中常委で発表した(18日=中央社)

 王氏は彰化出身、台湾大学法学系卒の54歳で、弁護士として長年、女性や社会的弱者の権利向上に取り組んだ。2008年に馬英九政権が発足すると、労委会主委に抜てきされ12年まで務めた。任期中の10年に月給2万2,000台湾元(約8万3,000円)の大学・専科学校卒業者向けのインターシッププランを推進、その後「22K」が若者の低賃金化を表す流行語となったことから、「若年層の所得水準を低下させた」と批判されることもある。

 一方、野党親民党の宋楚瑜主席も同日、総統選で自身とペアを組む副総統候補に民国党の徐欣瑩主席(女性、43)を選んだと発表した。徐主席は元国民党の現職立法委員で、今年3月、青(国民党)と緑(民進党)の対立から脱却し、台湾住民の幸福と生活を追求したいとしてミニ政党の民国党を立ち上げた。