ニュース 商業・サービス 作成日:2015年11月18日_記事番号:T00060453
ブランドポジショニングの見直しを進める女性衣料インターネット通販大手、東京著衣国際の陳孝強営運長は17日、今年半ばに既に中国市場から撤退しており、今後は日本および東南アジアを中心に海外展開を進める方針を表明した。18日付工商時報が報じた。
毎年5億台湾元(約18億8,000万円)以上を売り上げていた中国市場からの撤退について陳営運長は、各業者の販売する商品が似通っており、競争が激しい上、コピー商品も多く、さらに流行商品の返品率が高いため、業者にとってリスクが高過ぎると説明した。
また、中国のサプライチェーンでは商品が安ければ安いほど良い、割引率が高ければ高いほど良いと認識されるが、これがブランド経営の立場と衝突することも撤退の大きな要因となったと語った。
なお陳営運長は同日、傘下4ブランド▽YOCO▽Mayuki▽QME▽KODZ──の商品を来年1月より東南アジアのファッション系通販サイト「ZALORA(ザローラ)」を通じて販売し、東南アジア市場に参入すると表明した。
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