ニュース 医薬 作成日:2015年11月18日_記事番号:T00060455
立法院は17日、罰則の大幅強化を盛り込んだ薬事法改正案を可決した。18日付工商時報が伝えた。
改正薬事法はまず、医薬品をめぐる犯罪に対する罰則を大幅に強化した。偽の医薬品や禁止薬物を製造または輸入した場合、刑罰として10年以下の懲役、1億台湾元(約3億7,600万円)以下の罰金が適用される。また、医薬品が原因による死亡に対する刑事罰は、これまでの無期懲役または10年以上の懲役に加え、2億元以下の罰金規定が設けられた。
さらに、医薬品の有効成分の質、量、強度が認可事項と一致しない場合の罰金は10万~5,000万元に引き上げられた。薬事法違反行為によって得た不法利得の没収規定も設けられた。
改正条文には、罰則強化以外に、トレーサビリティー(履歴管理)の確保、不足薬品の通報制度確立なども含まれた。
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