ニュース 建設 作成日:2015年11月18日_記事番号:T00060456
内政部の不動産取引実勢価格情報によると、台北101ビル21階の商用物件(489.32坪)が9月に1坪当たり月2,896台湾元(約1万900円)で貸し出されていたことが明らかとなった。同ビルの低層部分の賃料が1坪3,000元を割り込んだのは2014年以来、約2年ぶり。不動産市場が低迷する中、影響は大型商用物件にも及んでいるようだ。18日付自由時報などが報じた。
台北101では過去3年間に21物件が賃貸に出されており、1坪当たり賃料は最低2,651元、最高4,410元となっているが、14年以降は低層階でも3,000元以上、高層階では4,000元以上を維持していた。
一方、台北市において今後2年間で新たに供給されるA級(高級)オフィスビルは3棟のみとなる見通しで、不動産サービス大手、シービーアールイー(CBRE)は、同市オフィス物件の平均空室率は現在の11.3%から2ポイント低下する可能性があると予測。賃料は1〜2%上昇すると予測している。
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