ニュース 電子 作成日:2015年11月18日_記事番号:T00060461
東芝が同社のNAND型フラッシュメモリーに関する特許を侵害しているとして力晶科技(パワーチップ・テクノロジー)および子会社の力積電子(ゼンテルエレクトロニクス)を提訴した訴訟で、智慧財産法院(知的財産裁判所)はこのほど、専門家による調査を基に特許侵害を認める判定を下した。18日付工商時報が報じた。
東芝はパワーチップと力積電子が生産、販売するNAND型フラッシュメモリー4製品について、特許侵害を主張し、1億台湾元(約3億7,000万円)の賠償金を求めていた。
一方パワーチップは、東芝が主張している特許技術は既に新規性、進歩性を備えておらず保護の対象にはならないと主張。さらに問題となっている同社製品は市場の反応を見るためにホームページ上に掲載したが、問い合わせは少なく販売も行っていないため、東芝に損失は生じていないとしていた。
これに対し智慧財産法院は3製品について特許の侵害があったと認めたが、賠償額についてはさらに調査を進めた上で決定すると説明した。
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