ニュース 金融 作成日:2015年11月19日_記事番号:T00060478
玉山商業銀行(Eサン・コマーシャル・バンク)は18日、中国の大手電子商取引サイト「淘宝網(タオバオ)」系の支払いツール「支付宝(アリペイ)」と提携したO2O(オンライン・トゥー・オフライン)方式による代金決済サービスを12月にも開始すると発表した。台湾の金融機関でこうしたサービスを開始するのは初めてだ。19日付経済日報が伝えた。
これにより、「支付宝」を使用している中国人客は台湾の百貨店、コンビニエンスストア、ドラッグストア、ナイトマーケット(夜市)など広い範囲でキャッシュレス決済が可能となる。加盟店は年内に3,500カ所、来年には1万カ所を見込む。1日当たりの使用額は5万人民元(約97万円)が上限となる。
玉山銀は既に統一阪急百貨、太平洋崇光百貨(太平洋そごう)、全家便利商店(ファミリーマート)、萊爾富(ハイライフ)、屈臣氏(ワトソンズ)などを提携先として確保した。
銀行業界では、元大商業銀行、第一商業銀行(ファーストバンク)も同様のサービスへの参入を計画している。
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