ニュース 医薬 作成日:2015年11月19日_記事番号:T00060481
蘇清泉立法委員(国民党)は18日、立法院での質問の際、全民健康保険に基づく薬価調整の影響で第1世代の抗生物質の価格が従来の70台湾元余りから約17元(約64円)まで引き下げられたことが原因となり、製薬会社が利益を上げられないことから患者への供給が不足状態となっていると指摘した。19日付蘋果日報が報じた。
蘇立法委員は、健保は高価な新薬を重視する一方で既存薬の価格をたびたび引き下げており、これによりメーカーが撤退して医薬品不足が生じ、患者の権益に深刻な影響が出ていると語った。なお抗生物質のほか、経口鉄剤でも供給不足が発生しているという。
これに対し蒋丙煌・衛生福利部長は、既存薬の服用を希望する患者に差額を負担してもらうことで、製薬会社による減産や生産停止を回避したいとの方針を示した。
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