ニュース 医薬 作成日:2015年11月19日_記事番号:T00060483
台湾東洋薬品工業(TTYバイオファーム)系の新薬開発会社、智擎生技製薬(ファーマエンジン)は18日、すい臓がん新薬「オニバイド(安能得)」を10月26日に米国で発売したのに続き、台湾でも来年第1四半期までに発売する見通しを明らかにした。19日付工商時報が伝えた。
オニバイドは台湾メーカーが開発し、米食品医薬品局(FDA)の認可を取得した初のがん新薬となった(18日=中央社)
同社の葉常菁総経理によると、オニバイドの投資収益率は88倍に達するという。米国では注射1回当たり1,620米ドルで、通常は2週間ごとの投与で4カ月程度の治療を行うため、費用は120万台湾元(約450万円)ほどかかる。
葉総経理は「台湾での価格は米国を下回らないが、発売当初は台湾の患者少なくとも800人に無料提供を行う」と述べた。
オニバイドは、戦略提携先のメリマック・ファーマシューティカルズと共同で第3相臨床試験を実施してきた。昨年には米国、台湾以外での独占ライセンスを米バクスター(現バクスアルタ)に供与。権利金は9億7,000万米ドルに達した。
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