ニュース 電子 作成日:2015年11月19日_記事番号:T00060487
ノートパソコン用ヒンジ大手、新日興(SZS)はこのほど、顧客の品質、生産能力需要に応えるため、工場を拡張すると発表した。設備の調達に8億台湾元(約30億円)を投じる。2016年下半期に稼働予定だ。19日付工商時報が報じた。
同社は、CNC(コンピューター数値制御)旋盤など高精度な設備を導入し、製造工程が複雑化した製品のリードタイム短縮につなげる。新北市の土地と工場購入を合わせると投資額は合計28億9,000万元で、同社設立50年で最大規模の拡張計画だ。
SZSは、ノートPC用ヒンジの世界市場シェアが4割を超える。今年はアップルの12インチ「マックブック」にMIM(金属粉末射出成型)によるヒンジが採用され、SZSは7~8割を受注した。アップルは来年発売の13インチ、15インチの新機種にもMIMヒンジを採用するとみられ、SZSが恩恵を受ける見通しだ。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722