ニュース 運輸 作成日:2015年11月20日_記事番号:T00060498
香港・嘉里物流(ケリー・ロジスティクス)傘下の物流大手、嘉里大栄物流(ケリーTJロジスティクス)の沈宗桂董事長は19日、同社が初めて開催した業績説明会で、「コールドチェーン(低温流通体系)、医薬、ファッション、越境電子商取引(クロスボーダー・EC)市場が当社にとって成長の新たなけん引役となる」との見方を示し、関連業務の売上高構成比を現在の5%未満から来年は2桁に引き上げたいと語った。20日付経済日報が報じた。
越境電子商取引向け業務について沈董事長は、今年3月に超峰快遞(CFE)を合併した他、さらに香港・嘉里物流が台湾の航空貨物フォワーダー買収を計画しており、来年明けには体制が整うと述べた。
沈董事長はまた、嘉里大栄は2008年に嘉里物流傘下に入って以降、年平均成長率が7.7%に上っており、純利益も毎年平均22.47%の安定した成長を見せていると強調した。
なお同社の今年第1〜3四半期の純利益は10億1,900万台湾元(約38億5,000万円)で既に昨年通年を超えた。
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