ニュース 運輸 作成日:2015年11月20日_記事番号:T00060499
スマートフォンアプリを通じたリムジンタクシー配車サービス「Uber(ウーバー)」は19日、高齢者、障害者、妊婦などを対象とする新サービス「ウーバー・アシスト」を開始すると発表した。20日付蘋果日報が伝えた。
顧立楷ウーバー台湾総経理(右)は、台湾には障害者が115万人、台北市だけでも12万人以上いると指摘した(19日=中央社)
新サービスは例えば、一般タクシーに乗車を拒否されやすい盲導犬を連れた視覚障害者などにきめ細やかなサービスを提供することを目指す。料金は通常のサービス料金と同額に設定する。
ただ、ウーバーはサービス内容が自動車輸送業管理規則に違反しているとして、交通部公路総局から総額4,650万台湾元(約1億7,600万円)の罰金処分を受け、営業停止を命じられるなど、行政と対立している。先ごろは処分取り消しを求めた行政訴訟の二審でウーバーが逆転勝訴している。
交通部はウーバーの新サービスについて、「公益という旗を掲げれば法律に違反してもよいというわけではない。これまで同様に処罰する」と強調した。交通部とウーバーの対立は、係争中の行政訴訟が決着するまで続きそうだ。
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