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石油・化学
作成日：2008年3月12日_記事番号：T00006050
ガソリン価格、４月に調整も
張俊雄行政院長は11日、暫定的に据え置かれているガソリン価格について、原油価格を基準とする変動価格制度に基づき、４月１日に調整を行う可能性があることも示唆した。12日付工商時報が伝えた。
ガソリン価格の改定に言及したのは、原油相場の高騰で台湾中油の損失が拡大していることが背景だ。民進党政権は総統選を控え、変動価格制度によるガソリン価格改定を一時凍結してきたが、張行政院長は「ガソリン価格の改定と選挙は無関係」と発言した。
一方、５月の新総統就任後のガソリン、電気、水道料金の行方について、民進党の総統候補、謝長廷氏は「水道は値上げの必要がない。電気も値上げしなければならないとは限らない」と述べたが、ガソリンに関しては言及を避けた。
国民党の馬英九候補は、「民進党は水道、電気料金の問題を新政権に引き継ぐべきだ」と主張した。
