ニュース 商業・サービス 作成日:2015年11月20日_記事番号:T00060503
スウェーデンのファストファッション大手、「H&M」台北駅前店に年内オープンのめどが立ったようだ。張書瀚・広報経理が、年内オープンに問題ないと見通しを示した。当初は8月27日オープンと発表したものの直前に取りやめており、3カ月遅れたことによる賃料、人件費などの損失額は数千万台湾元(1元=約3.8円)に上ると推定される。20日付工商時報が報じた。
H&M台北駅前店は、人通りの多いエリアに位置し、指標的な意義がある(20日=YSN)
台北市建築管理工程処の洪徳豪・広報担当は、H&Mは建築物の用途変更が認められ、今月中に工事完了検査を通過する見通しで、早ければ12月初旬にも合法的に営業できると述べた。オープンの遅れについては、従来建築物を使用していたIT(情報技術)製品販売モール「NOVA資訊広場」の登記が「金融保険業」だったため、「商業施設」に変更したり、消防用設備や内装建材の最新基準をクリアしなければならず、手続きに時間がかかったと説明した。
H&M台北駅前店は4フロア、780坪余り。不動産仲介業者によると、賃料の相場は月500万~600万元だ。
H&Mは今年2月、台北市信義区のショッピングセンター、微風松高(ブリーズ松高)に1号店をオープン。現在は台中2店、高雄2店も営業し、年内に台北駅前、新竹で出店を果たせば、台湾全店7店に拡大する見通しだ。
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