ニュース 石油・化学 作成日:2015年11月20日_記事番号:T00060508
高雄市政府経済発展局(経発局)は19日、李長栄化学工業(LCYケミカル、栄化)の大社工場の全面再開を認めた。
LCY大社工場は高雄市の大規模爆発事故を引き起こしたとして、昨年8月に操業停止命令が下された。同年9月に高雄市経発局はLCYの操業再開計画書を受理し、審査委員会を設立。同年10月以降、計6回の審査会議を経て、今年4月にボイラー工場、繊維工場、複合材料工場(ポリプロピレン=PP生産ライン以外)の操業再開、5月に日産350トンのPP生産ラインの再稼働を認めた。日産能力が750トンと最大のPP生産ラインについては7月に長距離パイプラインで原料を輸送する方式での試運転が認められていたが、3カ月を経てこのほど再稼働に正式認可が下り、大社工場は全面再開が可能となった。
20日経済日報によると、今回再稼働が認められたラインは主に医療向け高単価PPの生産に使用されており、LCYの業績向上に大きく貢献する見通しだ。
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