ニュース 医薬 作成日:2015年11月20日_記事番号:T00060509
台湾東洋薬品工業(TTYバイオファーム)系の新薬開発会社、智擎生技製薬(ファーマエンジン)の葉常菁総経理は19日、市場拡大のため、フランスに子会社を設立したと明かした。20日付工商時報が報じた。
葉総経理は、欧州連合(EU)市場は米国より入り込みやすく、ライセンス供与のチャンスも多いと語った。フランス子会社は、新薬の臨床試験、ライセンス供与などを担うほか、M&A(合併・買収)も検討する。
葉総経理は18日、同社が先月下旬に米国で発売したすい臓がん新薬「オニバイド(安能得)」は、薬価1,620米ドルで、1ターム4カ月の治療で120万台湾元(約450万円)かかり、投資収益率は88倍と語った。これを受け、同日の同社株価は237.5元のストップ高で引けた。
同社は現在、胃がん、肺がん、大腸がん、直腸がんなどの治療薬の第1期臨床試験も行っている。
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