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中華電信とアドバンテック、IoVで提携


ニュース 電子 作成日:2015年11月20日_記事番号:T00060510

中華電信とアドバンテック、IoVで提携

 通信キャリア最大手、中華電信は19日、産業用コンピューター最大手の研華科技(アドバンテック)、システム統合の華電聯網(ホアコム・システムズ)と、「4G(第4世代移動通信システム)ITS(高度道路交通システム)スマート車両管理システム提携計画案」の覚書(MOU)を交わした。車両間通信ネットワーク(IoV)商機を狙う。20日付経済日報が報じた。


中華電信の涂元光・企業ユーザー支社総経理(左)は、企業や個人にスマートシティーの便利な生活を体験してほしいと語った(中華電信リリースより)

 4G・ITSスマート車両管理システムは、車両内にタッチパネルのディスプレイを設置し、4Gネットワークと接続して、派遣、追跡、物流、安全などバックオフィス業務をクラウドで支援し、経営効率を高めるソリューションだ。中華電信が4G、アドバンテックがハードウエアの製造、ホアコムがシステム統合を担う。

 アドバンテックは、桃園市のタクシー会社と既に提携しており、タクシー4,000台に設置したと説明。今後3年以内にタクシー1万3,000~1万4,000台に設置し、タクシー市場シェア2割を目指すほか、続いて配達や冷凍物流をターゲットとする考えだ。