ニュース 電子 作成日:2015年11月20日_記事番号:T00060511
スマートフォンなどを使用したモバイル決済サービスの提供を可能にするTSM(信託サービス管理)事業者、群信行動数位科技(ADTC)は19日、モバイル決済用アプリ「RicoPay」をリリースし、12月より正式に営業を開始すると発表した。RicoPayにより、同業の台湾行動支付の「tWallet」以外の選択肢を消費者に提供し、来年はユーザー100万件の獲得を目指すと表明した。20日付工商時報が報じた。
ADTCの林志盈董事長は、来年は4〜5社の第三者支払いサービス業者が新たに営業を開始する他、クラウドコンピューティングを利用した支払いツールのダウンロード、スマホへのモバイル決済用SIMカード搭載が進み、さらに第4世代移動通信システム(4G)の普及率が拡大する見通しとなっていることから、モバイル決済サービスの利用が爆発的に広がると語った。
また許清宗同社総経理は、台湾行動支付のモバイル決済は現段階で中華電信のサービスとの組み合わせでしか利用できないが、ADTCのプラットフォームは中華電信、台湾大哥大(台湾モバイル)、遠伝電信(ファーイーストーン・テレコミュニケーションズ)など5大通信キャリアを含むため、ほとんどの消費者が利用可能だと強調した。
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