ニュース 電子 作成日:2015年11月20日_記事番号:T00060514
EMS(電子機器受託生産サービス)世界最大手、鴻海科技集団(フォックスコン)は19日、世界最大の特許オークション企業、ICAPパテント・ブローカレッジを通じ、保有する特許27件を売却した。封印オークションで、売却額は非公開。20日付工商時報が報じた。
売却した特許27件は、▽モバイル端末▽デジタルカメラ▽プロジェクター▽液晶ディスプレイ▽医療用ソフトウエア▽バッテリー・充電器▽ナビゲーションシステム▽光学システム──などに関し、スマートハウス、ウエアラブル(装着型)端末、ホットスポット、第4世代移動通信システム(4G)などの分野に関係する。
ICAPは、鴻海が保有する特許は6万4,000件以上で、世界20位以内だと指摘した。また、今後5年以内のハイテク、多角経営企業の特許需要は7兆米ドルが見込まれ、特許を保有する企業にとって商機になると予測した。
鴻海は昨年の研究開発(R&D)費が488億5,400万台湾元(約1,850億円)、今年第1~3四半期は359億9,100万元に上った。特許売却益で、研究開発費の一部を補えそうだ。
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