ニュース 電子 作成日:2015年11月20日_記事番号:T00060516
20日付電子時報によると、台湾のコンシューマー製品向けIC設計業界では最近、来年8月に開催されるブラジル・リオデジャネイロ五輪向けに在庫積み増しを急ぐ顧客からの受注が相次いでおり、特にセットトップボックス(STB)、テレビ関連向けなどの需要が高まっている。これにより▽揚智科技(アリ)▽凌通科技(ジェネラルプラス・テクノロジー)▽松翰科技(ソニックス・テクノロジー)▽盛群半導体(ホルテック・セミコンダクター)▽原相科技(ピックスアート・イメージング)▽致新科技(グローバル・ミックスドモード・テクノロジー、GMT)▽新唐科技(ヌヴォトン・テクノロジー)──といったサプライヤーが恩恵を受けているようだ。
このうちアリが主力とするSTB向けは、ディスプレイの解像度向上や、インタラクティブ機能、ワイヤレス機能の追加に伴って製品の平均価格が上昇しているため、出荷増により第4四半期の業績好調が見込まれる。
またテレビ業界ではリオ五輪に向け、来年は4Kまたは8K製品の販促に注力するとみられ、台湾のテレビ用ICサプライヤーは最近、相次いで今後数四半期の出荷状況について明るい見通しを示している。
今回の在庫積み増し需要は来年上半期いっぱい続く見通しで、関連IC設計業者の業績を後押ししそうだ。
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