ニュース 社会 作成日:2015年11月23日_記事番号:T00060520
行政院環境保護署(環保署)が成功大学環境工程学科の呉義林教授に委託して台湾全土で実施した調査によると、PM2.5(微小粒子状物質)を発生させる最大の汚染源が大型トラックであることが分かった。21日付聯合報が伝えた。
調査結果では、PM2.5の汚染源別割合が上位から大型トラックの排ガス(全体の9.53%)、外食業界の油煙(6.13%)、発電による排煙(5.60%)、道路粉じん(4.97%)、乗用車の排ガス(4.17%)の順であることが分かった。
最大の汚染源が市民の認識とは異なり、最も批判を浴びやすい工場排煙ではなかったことが判明したことで、今後の対策見直しが課題となりそうだ。
呉教授は「最大の汚染源である大型トラックが規制から漏れており、環保署の手法は最善ではない」と指摘した。
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