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10月失業率3.9%、不景気でやや悪化【図】


ニュース その他分野 作成日:2015年11月23日_記事番号:T00060524

10月失業率3.9%、不景気でやや悪化【図】

 行政院主計総処が23日発表した10月の失業率は3.9%で前月比0.01ポイント上昇した。一方、前年同月比では0.05ポイント低下し、2000年10月の3.19%以来、過去15年の同月で最も低かった。中央社が報じた。

 10月の失業者数は45万5,000人で前月より1,000人増えた。事業縮小や廃業、労働契約の終了による失業者は1,000人増加、初めて求職活動を始めたり、仕事に不満など自己都合退職した失業者は1,000人減少した。主計総処は、景気の影響で企業が労働時間を短縮しており、製造業の残業時間も前月より減少したと指摘した。

 ただ、年齢別では、20~24歳の失業率が12.88%と前月比0.4ポイント低下、25~29歳も6.78%と0.01ポイント低下した。学歴別では、大卒以上が4.98%と0.06ポイント低下した。

 一方、10月の就業者数は1,122万5,000人で前月比1万2,000人(0.1%)増、前年同月比10万5,000人(0.95%)増だった。就業者数と失業者数を合わせた労働力人口は1,168万人と前月比1万3,000人(0.11%)増、前年同月比10万3,000人(0.89%)増だった。労働参加率は58.73%で前月比0.01ポイント上昇、前年同月比0.09ポイント上昇した。