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来年の百貨店景気は今年並み=新光三越董事長


ニュース 商業・サービス 作成日:2015年11月23日_記事番号:T00060528

来年の百貨店景気は今年並み=新光三越董事長

 百貨店大手、新光三越百貨の呉東興董事長はこのほど、来年の業界景気について「今年とほぼ変わらない」との見方を示した。23日付工商時報が報じた。

 なお今週が最終週となる新光三越の周年慶(創業祭)セールは、台湾全土の店舗で期間中の売上高が前年同期比0.9%増を記録しており、目標とする1%増の200億台湾元(約760億円)に迫っている。これについて呉董事長は「目標達成は問題ない」と楽観的な見方を示した。

 また台北市信義区商圏に先ごろ、ショッピングセンター大手、微風広場(ブリーズセンター)の新店舗、「微風信義(ブリーズ信義)」がオープンしたことについては「消費者が分散することはない」と強調。なお新光三越の台北信義新天地A11館に1,000万元以上を投じて設置する劇場は年内に完成し、年越しシーズンにオープンできる見通しだ。

 この他、来年末に開業予定の中国・重慶店について呉董事長は「大陸(中国)経済の低迷を受けて消費の成長速度が鈍化しているが、オープン時期を変更しない」と語った。