ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2015年11月23日_記事番号:T00060535
23日付経済日報によると、中国鋼鉄(CSC)は今年、1四半期当たりの鉄鋼製品販売目標を310万トンに設定してきたが、世界的な鉄鋼市場の冷え込みを受けて第4四半期は280万トンへと約9.5%引き下げた。来年第1四半期は市況の低迷に加え、春節(旧正月)連休が9日間に及ぶことから減産幅を10%に拡大する方針とみられる。
なお台湾の鉄鋼業界では来年第1四半期、川中、川下メーカーの稼働率が50〜70%に低下し、一部では一時的に稼働を停止したり、市場から撤退するメーカーも出現するとみられ、業界再編が進むと予想されている。
こうした中、冷延ステンレス鋼大手の千興不銹鋼(CSSSC、台南市)が11月1日より操業を停止し、従業員に対し無給休暇措置を実施している。また高雄市の電炉メーカー、世家興業も年末に鉄鋼市場から撤退するとの市場観測が浮上しているほか、大手鉄筋メーカー1社が運転資金調達のため、工場用地の売却を模索していると経済日報は報じた。
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