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ASUSのスマホ、インドネシア通信大手と提携


ニュース 電子 作成日:2015年11月23日_記事番号:T00060537

ASUSのスマホ、インドネシア通信大手と提携

 華碩電脳(ASUS)の李益昌・亜太業務総部総経理は、インドネシア2位の通信事業者、インドサットとスマートフォン「ZenFone」シリーズで提携し、同国での第4四半期販売台数120万台を目指すと述べた。21日付蘋果日報が報じた。


沈振来(ジェリー・シェン)執行長。ASUSは17年のインドネシア首位を目指している(同社リリースより)

 ASUSは、インドネシアは第4世代移動通信サービス(4G)普及率が20~30%と低いが、4G対応機種へのアップグレード需要が高まっており、実店舗でのスマホ販売が中心のため、インドサットとの提携を決めた。

 ASUSのスマホは、インドネシア市場参入から1年足らずだが、今年第1四半期の販売台数は70万台、第2四半期は114万台と好調で、第3四半期は新機種発売がなかったものの110万台に上った。同社は先週、新製品4機種を一挙に発表している。

 インドネシア当局が今年8月から、LTE対応スマホ販売を同国製に限定したことを受け、ASUSは既に現地メーカーに生産を委託している。2017年1月にはスマホ部品の現地調達比率30%以上が求められることについて李総経理は、現在20%まで達しており、現地で10人以上から成る研究開発(R&D)チームを設立すると述べた。