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LTPSパネル需要拡大、台湾2社が来年にも増産体制


ニュース 電子 作成日:2015年11月23日_記事番号:T00060538

LTPSパネル需要拡大、台湾2社が来年にも増産体制

 市場調査会社IHSによると、スマートフォン向けのLTPS(低温ポリシリコン)パネルの需要が、米アップルによる採用を契機に世界で爆発的に増えており、9月の出荷量は過去最高の5,160万枚に達した。23日付工商時報が伝えた。

 LTPSパネルは現在主流のアモルファスシリコン(a−Si)パネルに比べ、節電性や解像度が高いため、多少割高でもスマートフォン業界で採用の動きが広まっている。

 こうした中、台湾勢の友達光電(AUO)と群創光電(イノラックス)は来年にも増産体制を整える。

 両社の世界シェアは、韓国LGディスプレー(LGD)などに及ばずまだ小さいが、AUOは来年にも中国江蘇省の昆山工場で第6世代LTPSの生産を開始。イノラックスは高雄市路竹区に建設している第6世代LTPSパネル生産ラインが、来年第1四半期に生産を開始できる見通しだ。