ニュース 電子 作成日:2015年11月23日_記事番号:T00060540
23日付電子時報によると、発光ダイオード(LED)市場の供給過剰が続き、LEDチップ価格の下落圧力が強まる中、台湾最大手の晶元光電(エピスター)は設備稼働率を6割に抑える方針で、中国最大手の三安光電(三安オプトエレクトロニクス)は新たに導入した有機金属化学気相成(MOCVD)装置40台の稼働を先送りすることを決定したようだ。
市場の供給過剰によりLEDチップ価格は今年4割以上下落した。供給過剰の解消は当面困難な見通しだ。
エピスターは市場の在庫水準上昇を受け、第3四半期以降、生産能力の調整を続けている。同社は第3四半期に赤字となった。業界は、エピスターは第4四半期も赤字が避けられず、来年も生産能力の過剰に苦しめられると予想している。
三安光電も今年に入ってから売上成長が鈍化、粗利益率も下落し続けている。今後は生産拡大をより慎重に進めるとみられ、その場合は市場の健全化に貢献する見通しだ。
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