ニュース 建設 作成日:2015年11月24日_記事番号:T00060552
今年5月から工事が中断している台北文化体育園区(通称・台北ドーム)は、都市設計審議、防火避難機能審査、環境影響評価、建築許可などの審査が完了しておらず、工事再開のめどが立たないまま越年が目前に迫っている。24日付工商時報が伝えた。
台北市政府は23日、「工事再開に向けた作業進度は、(事業者の)遠雄企業団(ファーグローリー・グループ)による安全対策の設計変更内容によって左右される。遠雄は公共の安全について十分に協力すべきだ」と指摘した。
遠雄は4回目の設計変更申請を提出済みで、市政府は12月中旬に都市設計審議委員会を開く。ただ、避難経路などの面で市政府と遠雄の主張には依然隔たりが大きいという。
遠雄は「契約違反も違法行為も犯していないのになぜ譲歩しなければならないのか。市政府も譲歩したとはいえない」と態度を硬化させており、市政府との協議は予断を許さない状況だ。
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