ニュース 医薬 作成日:2015年11月24日_記事番号:T00060554
潤泰集団(ルンテックスグループ)の尹衍樑(サミュエル・イン)董事長は23日、バイオ産業の将来は明るいとして、今後も投資を拡大していく意向を示した。24日付工商時報が伝えた。
尹董事長(前右6)は「台湾バイオ投資の父」の異名を持ち、約10年にわたって複数のバイオ企業を育ててきた(23日=中央社)
尹董事長は同社が20%を出資するバイオ新薬メーカー、中裕新薬(タイメド・バイオロジクス)の店頭公開セレモニーに出席し、「バイオ産業に長期にわたり携わってきた。まだ収穫段階には至っていないが、徐々に収穫を始めなければならない」と述べた。
タイメドの張念原執行長は「国内の新薬開発が進むにつれ、医薬品認可の取得や第2相、第3相臨床試験を行う企業が相次いでおり、人材、受託生産(CMO)、受託開発(CRO)などサプライチェーンが整えば、5~10年以内に台湾のバイオ産業は収穫期を迎える」と指摘した。
タイメドが開発を進めている医薬品のうち、エイズ治療薬「TMB−355」(静脈注射用)は、来年1月末までに第3相臨床試験を終え、来年第3四半期にも発売が見込まれている。
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