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拍付国際、桃園の病院にモバイル決済導入


ニュース 電子 作成日:2015年11月24日_記事番号:T00060561

拍付国際、桃園の病院にモバイル決済導入

 網路家庭国際資訊(PCホームオンライン)傘下の拍付国際資訊(Pi)は23日、桃園市の敏盛総合医院と提携し、台湾で初めてスマートフォンを利用した病院での「掛号費」(日本の初診料・再診料に相当)や医薬品代金(2万台湾元=約7万5,000円以内)の支払いサービスを開始すると発表した。今後、他の病院でも導入を目指す。24日付経済日報が報じた。

 拍付国際のサービスは、同社のモバイル決済アプリ「Pi行動銭包」をスマホにインストールし、病院が発行する請求書のQRコードを読みこませれば、1分程度で料金納付手続きが完了する。

 衛生福利部(衛福部)の統計によると、台湾全土の病院で1年間に診察を受ける患者の数は2,180万人を超え、1人当たり年間平均通院回数は15回となっている。しかし全土408カ所の病院のうち、現金以外の支払い方法を導入しているのは186カ所にとどまる。モバイル決済を導入すれば、現金に比べ代金納付にかかる時間が20%短縮できるとされ、患者の待機時間短縮や病院側の労力削減など効率アップにつながると期待されている。