ニュース 電子 作成日:2015年11月24日_記事番号:T00060564
電子ペーパーディスプレイ(EPD)大手、元太科技工業(イーインクホールディングス、EIH)は23日、液晶ディスプレイ(LCD)業務縮小に伴い、新竹市の第2.5世代生産ラインを、手持ちの受注の出荷が一段落した段階で生産を停止すると発表した。同ラインで働く従業員100人以下は他の部門に異動させる。24日付工商時報が報じた。
元太は今年初め、韓国子会社ハイディスの第3、第3.5世代LCD生産ライン(京畿道利川市)を閉鎖した。今年第3四半期、LCDパネルの売上構成比は10~15%まで縮小した。同社は同日、LCD業務を縮小し、EPDの開発、製造に注力することで経営効率を向上させると説明した。
一方、中華映管(CPT)は第4.5世代工場1基の生産を停止して従業員の無給休暇を実施しており、市場で中国に設備を移転するとの観測が浮上した。鐘兆其副総経理は同日、中国に設備を売却する計画はないと同観測を否定した。また同社は、第4世代工場の凌巨科技(ジャイアントプラス・テクノロジー)への売却に伴い、同工場の人員整理を進めている。
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