ニュース 電子 作成日:2015年11月24日_記事番号:T00060566
IC設計大手、瑞昱半導体(リアルテック・セミコンダクター)は、ネットワークカメラ(IPカメラ)チップがBMWの後方確認用魚眼カメラのサプライチェーン入りを果たしたとの市場観測が出ている。消費者用電子製品向けより単価が高く、リアルテックの業績に大きく貢献しそうだ。24日付経済日報が報じた。
BMWの新車は2018~19年に量産する見通し。1台当たりIPカメラ16個以上を搭載し、関連チップも多く必要となる。リアルテックは23日、特定の顧客情報は明かせないと表明。車載用チップ市場参入は順調だが、業績に反映されるまで時間がかかると説明した。
リアルテックの車載用チップは、▽IPカメラ▽イーサネット▽Wi-Fi▽タイヤ空気圧監視システム(TPMS)▽オーディオコーデック▽IoT(モノのインターネット)──など注目分野向けばかりだ。リアルテックは来年初めにも、自動車産業向け品質マネジメントシステム(QMS)技術仕様「ISO/TS 16949」や車載電子部品評議会(AEC)の各種信頼性試験「AEC−Q100」の認証を取得できる見通しだ。
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