ニュース 建設 作成日:2015年11月25日_記事番号:T00060584
エンジニアリング大手の中鼎工程(CTCI)は24日、米CB&Iとコンソーシアムを組み、オマーン石油精製・石油化学公社(ORPIC)から年産80万トンの分解蒸留プラントをEPC(設計・調達・建設の一括受注)方式で受注した。契約額は28億米ドルで、台湾建設業界による海外受注としては過去最高額となる。25日付工商時報が伝えた。
コンソーシアムには中鼎工程とCB&Iが折半出資しており、工期は3年半を見込む。中鼎工程は今年の受注額が600億台湾元(約2,260億円)に達し、受注残高は2,000億元を超え、過去5年で最多となった。
中鼎工程は「今回はEPC方式による受注で、粗利益率が台湾の公共工事の3~5%に比べ高い8~12%が見込まれる」とした。
同社は最近の公共工事減少を受け、中東、東南アジア、米国、インドなどで受注拡大を目指してきた。現在施工中の工事は中東、マレーシア、シンガポール、タイなど海外が60%を占める。
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