ニュース 電子 作成日:2015年11月25日_記事番号:T00060595
スマートフォンのタッチパネル技術がインセル型にシフトする中、敦泰電子(フォーカルテック・システムズ)はこのほど、タッチコントロールICコアを内蔵したディスプレイ整合型ドライバIC「TDDI」の量産を開始し、台湾同業他社を一歩リードした。25日付工商時報が伝えた。
フォーカルテックは既に中国のスマホブランド、酷派(クールパッド)からの受注も獲得。聯詠科技(ノバテック・マイクロエレクトロニクス)、奇景光電(ハイマックス・テクノロジーズ)などとの競争で明らかに優位に立った。
フォーカルテックは今年1月に液晶ディスプレイ用ドライバIC設計の旭曜科技(オライズ・テクノロジー)を合併し、TDDI市場に参入。今年第3四半期に量産体制に入った。クールパッドのスマホ「K2」はフォーカルテックのTDDIチップを世界で初めて搭載した。
フォーカルテックのTDDIチップは「IDC」と命名され、業界では中国のスマホメーカー各社が来年、IDCを相次いで採用する意向とされる。
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