ニュース 政治 作成日:2015年11月26日_記事番号:T00060600
民進党寄りの自由時報が26日掲載した総統選挙の最新の支持率調査によると、民進党から出馬する蔡英文主席が47.86%と、10月中旬の前回調査から0.82ポイント上昇した一方、国民党から出馬する朱立倫主席は13.87%で5.04ポイント下落、親民党の宋楚瑜主席も6.89%と0.97ポイント下落した。朱氏の大幅下落は、国民党の比例代表名簿順位をめぐる混乱や、副総統候補に決まった王如玄・元行政院労工委員会(労委会・現労働部)主任委員の軍人用住宅購入をめぐる報道が影響したとみられる。蔡氏は、朱氏と宋氏を合計しても2倍以上リードしており、独走態勢を固めているようだ。
今月7日に行われた、馬英九総統と習近平中国国家主席による史上初の中台首脳会談が総統選に及ぼす影響については、「国民党にプラスとなる」が19.27%だった一方、「プラスにならない」との回答が59.31%と3倍以上に上った。朱氏の支持者に限った場合、「非常にプラスとなる」「プラスとなる」の合計が53.69%に達したものの、それでも5割をやや上回ったにすぎなかった。「プラスにならない」も25.5%に達した。
調査は11月23日から25日にかけて20歳以上の有権者を対象に電話で行われ、1,074人が回答した。
一方、国民党も25日に独自の支持率調査を発表。それによると蔡氏39.7%、朱氏29.2%で、両者の差は10.5ポイントに縮まる。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722