ニュース その他製造 作成日:2015年11月26日_記事番号:T00060602
製靴の世界最大手、宝成国際集団(PCG)は25日、中国から撤退するとの市場観測を否定した。中国は重要な生産拠点で、今後も工場拡張を続け、販路も拡大すると表明した。26日付経済日報が報じた。
有力誌「壱週刊(ネクストマガジン)」は、同社が中国から撤退し、東南アジアに生産の中心を移し、台湾に研究開発(R&D)拠点を移転すると報じていた。
PCGは先日、中国・江西省の上高裕盛工業の工場拡張のため、600万米ドルの追加投資を決めたほか、湖北省の生産ラインを増やす計画もある。
同社の今年第1~3四半期の生産比率はベトナムが42%、インドネシアが32%、中国が25%で、既にベトナムが中国を抜いて最大の生産拠点となっている。環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)をにらみ、同社はベトナム工場拡張に1,600万米ドルを投じ、2017年末に量産する予定で、生産能力は倍増する見通しだ。
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