ニュース 電子 作成日:2015年11月26日_記事番号:T00060615
市場観測によると、大立光電(ラーガン・プレシジョン)は近く、口径が小さく、レンズが大きい旧規格の800万画素、1,300万画素レンズ価格を約10%引き下げる。一部値下げ幅は3割に上るとみられている。同社は25日、コメントしなかった。市場では、もし価格競争が始まれば、ラーガンが市場シェアを拡大する一方、同業他社は追随しても利益が出ないとみられている。26日付経済日報が報じた。
また市場では、ラーガンは第4四半期に工場2基を賃借したが、設備の搬入を延期したとの観測が浮上し、レンズ市況低迷が懸念されている。これに対しラーガンは、工場2基は生産を開始したと強調した。
ラーガンは携帯電話用レンズの世界最大手で、市場の価格決定権を握っている。一方、アップルの新型スマートフォン、「iPhone6s」が予想ほど売れておらず、携帯電話用レンズ市場は供給不足から一転、供給過剰の懸念が出ている。
ラーガンの第1~3四半期純利益は174億6,000万台湾元(約660億円)。台湾のレンズメーカー8社のうち、第1~3四半期に黒字だったのはラーガン、亜洲光学(アジア・オプティカル)、光耀科技(オプティビジョンテクノロジー)の3社だけだった。
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