ニュース 電子 作成日:2015年11月26日_記事番号:T00060617
発光ダイオード(LED)大手、日亜化学工業の芥川勝行・法知本部長(取締役)は25日、LEDエピタキシャルウエハー・チップを手掛ける光磊科技(オプトテック)およびLEDパッケージング(封止)の栄創能源科技(アドバンスト・オプトエレクトロニック・テクノロジー、AOT)と、新製品の開発における提携関係を強化すると表明した。なお日亜化学は既にオプトテックに8%、AOTに約10%出資を行っている。26日付経済日報が報じた。
芥川本部長(左3)は、来年、日亜化学は業界平均以上に成長すると述べた(25日=中央社)
第2部門LED事業企画本部の坂本考史氏は、現在両社と一部の新技術に関する協力について交渉を進めていると説明したが、詳細については「明らかにできない」と語った。
なお長年にわたり特許紛争を繰り広げている億光電子工業(エバーライト・エレクトロニクス)について芥川本部長は、「信頼できるパートナーであれば和解の可能性はあるが、エバーライトと信頼関係を築くことは難しい」と語り、短期内に和解に至る可能性は低いとの認識を示した。
また来年の見通しについては、LED業界は引き続き過当競争状態にあり、来年の市場規模は5%程度の成長にとどまると予測した。
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