ニュース その他分野 作成日:2015年11月27日_記事番号:T00060630
行政院主計総処が26日に発表した統計によると、今年5月時点の被雇用者数は約883万9,000人で、経常性給与(賞与、残業手当などを含まない基本賃金)は月平均3万6,500台湾元(約13万7,500円)で前年比514元増となった。月収が3万元以下の被雇用者は約335万2,000人と前年に比べ約13万人減少したものの、依然、全体の37.93%と高い比率を占めた。また非正規雇用の就業者数は78万1,000人となり、過去最多を更新した。27日付自由時報が報じた。
被雇用者の経常性給与の金額別内訳は▽2万元以下、53万4,000人(全体の6.04%)▽2万〜3万元、281万9,000人(31.89%)▽3万〜4万元、266万9,000人(30.2%)──となった。月収4万元以下の被雇用者の割合は68.13%に上る。
これについて主計総処関係者は、世界金融危機の影響を受けた2009〜10年には月収2万元以下の被雇用者が100万人以上、3万元以下では360万人前後に達したが、ここ数年で徐々に改善が見られると説明した。
また、5月時点の失業者数42万人のうち「就業機会があった」者は49.18%を占め、就業しなかった原因としては「待遇が悪過ぎる」が51.7%と最多となった。
このほか、求職求人情報サイト「yes123求職網」が45歳未満の会員を対象にインターネット上で実施したアンケート調査(実施期間11月10〜23日、有効回答数1,290件)によると、「非正規雇用を経験したことがある」との回答は62%を占め、そのうち「月収2万2,000元以下」が76%、「1万元以下」は30%を占めた。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722