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中年層のコンビニ離れ、35歳以上で顕著に


ニュース 商業・サービス 作成日:2015年11月27日_記事番号:T00060639

中年層のコンビニ離れ、35歳以上で顕著に

 全家便利商店(台湾ファミリーマート)が東方消費者行銷資料庫(E−ICP)に委託して行った調査(2014年)によると、1週間にコンビニエンスストアを訪れる回数は35歳以上の年齢層で5回を割り、50〜64歳では全年齢層で最低の3.09回にとどまることが分かった。27日付聯合報が報じた。

 同調査によると、年齢別のコンビニ訪問回数は▽13〜19歳、4.69回▽20〜24歳、5.47回▽25〜29歳、5.14回▽30〜34歳、5.2回──だが、35歳以上では▽35〜39歳、4.58回▽40〜44歳、4.38回▽45〜49歳、4.19回──と高齢になるほどコンビニ離れの傾向が強まる。特に「6年級」(1971〜80年生まれ)はコンビニでの消費額が比較的多い客層のため、業界関係者は懸念を示している。

 台湾ファミリーマートの葉栄廷董事長は、まずこの「6年級」の来店・購買意欲を高めるため、品ぞろえを変更していると説明した。

 スーパーマーケット最大手の全聯福利中心(Pxマート)は、コンビニは独身が多い30歳前後を主な客層としているが、スーパーは家族持ちが主な客層で、40〜55歳の女性が全体の3割以上を占めると指摘した。