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CSCの来年1~2月台湾価格、4.8%引き下げ【図】


ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2015年11月27日_記事番号:T00060641

CSCの来年1~2月台湾価格、4.8%引き下げ【図】

 中国鋼鉄(CSC)は26日、来年1~2月の台湾域内向け鉄鋼製品価格を7品目全てで引き下げた。下げ幅は1トン当たり835台湾元(約3,100円)で平均4.8%。27日付工商時報などが報じた。

 値下げ幅は大きい順に、▽棒線、1トン当たり970元▽電磁鋼板、870元▽熱延、859元▽電気亜鉛めっきコイル、800元▽冷延、734元▽鋼板、564元▽溶融亜鉛めっきコイル、541元──だった。

 CSCは、川下メーカーがアジアの低価格製品との不公平な競争にさらされているため、全面値下げを決めたと説明した。

 同社は、第4四半期受注量が260万トンで、目標の93.2%にとどまったと説明。来年第1四半期の計画は春節(旧正月)連休があり非需要期のため、259万トンにすぎないと指摘した。来年第2四半期に市況が好転するかは、中国メーカーが春節開けに減産を実施するかによるとの見方を示した。