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ファミマ、自社製パン工場設置へ【表】


ニュース 商業・サービス 作成日:2015年11月27日_記事番号:T00060642

ファミマ、自社製パン工場設置へ【表】

 コンビニエンスストア大手、全家便利商店(台湾ファミリーマート)の葉栄廷董事長は26日、新竹県新豊郷にある同社の食品加工工場近くに製パン工場を設置すると表明した。年末に着工、2017年第1四半期に稼働予定で、日産能力は15万個。パン類の売上高30%増を予想している。27日付工商時報などが報じた。


台湾ファミリーマートはUCCのコーヒー豆に切り替え、11月の入れたてコーヒー売上高が3割増えた(26日=中央社)

 葉董事長は、製パンのオキコ(本社・沖縄県中頭郡、仲田龍男社長)と合弁会社を設立し、技術支援を受け、台湾の消費者の口に合う味のパンやデザートを製造すると語った。投資額は15億台湾元(約57億円)。

 台湾ファミリーマートのパン年間売上高は23億元。1日当たり22万~25万個売れている。統一企業(ユニ・プレジデント)や華福食品から調達しているが、今後の需要拡大を見越して、自社工場設置を決めた。

 同社は、店舗で提供する入れたてコーヒーと一緒に、朝はパン、午後はデザートを購入する人が多く、こうした人の客単価は100元以上で、平均より3割高いと指摘した。