ニュース 電子 作成日:2015年11月27日_記事番号:T00060649
市場調査会社、ウィッツビュー・テクノロジーはこのほど、大型液晶パネル(7インチ以上)の今年の出荷量は7億9,400万枚で前年比4.1%減少し、史上初の前年割れになるとの予測を示した。27日付蘋果日報が報じた。
このうちテレビ用パネルは2億7,000万枚、うち50インチ以上は4,870万枚、60インチ以上が680万枚の予測だ。ノートパソコン用パネルは1億7,500万枚と前年比8.7%減少する見通し。ノートPCの需要が以前より弱まっていることが原因だ。またモニター用パネルは1億4,200万枚と10.9%減少する予測だ。
一方、来年の大型パネル出荷量はタブレット端末向けなどの需要が引き続き鈍化する影響で、7億9,300万枚と前年より小幅減少する予測だ。このうちテレビ用は2億7,360万枚と小幅成長し、うち50インチ以上は5,540万枚で前年比13.7%増、60インチ以上は840万枚で23.5%増となり、60インチ以上が50インチ以上に占める割合は15%以上に高まる見通しだ。またノートPC用パネル出荷量も1億7,600万枚と小幅成長する予測だ。
なお来年の出荷に占める4Kパネルの浸透率では、LGディスプレイ(LGD)が38%、サムスン電子が37%と韓国勢が1、2位となり、友達光電(AUO)は33%で3位、群創光電(イノラックス)と中国メーカーは出荷サイズが比較的小さいことなどから20%以下にとどまる見通しだ。
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