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李登輝前総統、「一中市場」で馬候補を擁護?


ニュース 政治 作成日:2008年3月13日_記事番号:T00006066

李登輝前総統、「一中市場」で馬候補を擁護?

 
 李登輝前総統は12日、国民党の総統選挙の公約である両岸共同市場の実現に対し民進党の謝長廷候補が、「『一つの中国市場』であり、危険」と批判していることについて、「中国が『共同市場』を受け入れるわけはない。そうであるがゆえに、『一中市場』なる名詞は全く存在しない。今、『一中市場』について言われていることは全部でたらめだ」と発言した。 

 民進党の支持者の間で「一中市場」への批判が高まる中、李前総統による「一中市場」を否定する発言は謝候補にとってマイナスで、一定程度馬候補を擁護したものと受け止められている。

 13日付中国時報が李前総統に近い人物の話として報じたところによると、李前総統は親交のある謝候補に対し、陳水扁総統とはっきり線引きをするよう何度も求められたが、謝候補にその気がなかったため、謝候補への支持表明を見送っているという。