ニュース その他分野 作成日:2015年11月30日_記事番号:T00060662
国家発展委員会(国発会)が27日発表した10月の景気対策信号総合判断指数は15ポイントで前月から1ポイント上昇したものの、景気信号は5カ月連続で「青(景気後退)」が灯った。ただし国発会は、先行指数の下落幅が縮小していることから、景気は下げ止まりの兆しが見えてきたとの見方を示した。28日付蘋果日報が報じた。
先行指数である領先指数総合指数は97.58ポイントで14カ月連続での下落だったもの、下落幅は2014年12月以降で最小だった。
また、総合判断指数を構成する9項目のうち、「機械と電気設備の輸入額」は前月から1ポイント上昇し、「黄青(後退傾向)」から「緑(安定)」に好転した。その他の項目は前月と変わらなかった。
来年の見通しについて呉明蕙・国発会経済発展処長は、輸出は電子業の在庫調整の収束により回復すると指摘。民間投資はモノのインターネット(IoT)、ビッグデータ商機拡大で半導体や関連事業の設備投資が増えると予測した。
一方、個人消費については、政府の消費刺激策により来年2月の春節(旧正月)連休までは需要が拡大するが、無給休暇対象者の増加が消費者の購買意欲に影響を与えるか否か観察が必要との見方を示した。
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