ニュース 建設 作成日:2015年11月30日_記事番号:T00060667
潤泰集団(ルンテックスグループ)が27年前に台北市の辛亥路、汀州路の交差点付近に建設したマンション「潤泰双子星」が、海砂を使ったコンクリートで建造され、構造に問題があることが同社の独自検査で明らかになり、同社は無償で建て替えに応じることを決め、29日に起工式が行われた。30日付蘋果日報が報じた。
着工式には李志宏総経理(左2)らが出席した(29日=中央社)
同マンションの構造問題は、鉄筋の露出、コンクリートの剝落などから3年前の調査で判明していた。デベロッパーが、海砂使用を理由に老朽マンションの建て替えに応じるのは異例だ。建て替え後のマンションは改築前の12階より高い15階建てとなり、13階以上は同社が取得し、建て替えに伴う損失の一部を相殺する。
103戸は既に一時転居を終えている。改築後の新築マンションは時価が改築前の2.8倍に跳ね上がる見通しだ。
ある住民は「3年後には新築住宅に入居できる。まるで宝くじに当たったようだ」と話した。
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