ニュース 電子 作成日:2015年11月30日_記事番号:T00060674
アップルは来年第3四半期に発売を予定するノートパソコン「MacBook Air」の新機種に同シリーズ登場以来の大幅なモデルチェンジを加えるとの観測が出ており、▽同製品の組み立てを手掛ける広達電脳(クアンタ・コンピュータ)▽ノートPC用ヒンジの新日興(SZS)▽バッテリーの新普科技(シンプロ・テクノロジー、SMP)▽金属筐体の可成科技(キャッチャー・テクノロジー)──など台湾のサプライヤーにとって平均販売単価(ASP)上昇につながると業界関係者は指摘している。30日付経済日報が報じた。
現在、MacBook Airは11インチ機種と13インチ機種の2タイプが販売されているが、来年のモデルチェンジでは13インチと15インチに変更されると観測されている。また業界関係者によると、新型MacBook Airはさらに薄型軽量化が進められ、ヒンジ、筐体、バッテリーモジュール、液晶パネル、放熱モジュールなどあらゆる部品で設計が見直されるとみられる。
中でもヒンジについては最新技術の金属粉末射出成型法(MIM)が採用されるなど、最大の変更が行われるとされ、事実とすれば単価が2〜3倍に上昇し、SZSなどサプライヤーが大きな恩恵を受ける見通しだ。
こうした中、SZSは新型Macbook Airによってもたらされる商機を好感し、過去最大となる約30億台湾元(約113億円)規模の生産能力拡充計画を董事会で決議。今後、新北市新荘区と樹林区で土地と工場棟を購入する予定だ。
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